インプラント治療に関するよくあるご質問
どのような質問についてお知りになりたいですか?
インプラント治療について
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インプラントは、チタン製のネジのような歯科治療材料です。
失った歯を取り戻すためのインプラント治療において、人工の歯の根の代わりになります。 -
インプラントをあごの骨に埋め込むことで、天然歯の根にあたる部分になります。
それを土台にして人工歯を固定することで、構造的にも天然歯に近い歯を作り直すことができます。 -
インプラント治療は天然歯のような嚙み心地と自然な見た目を取り戻せることが大きな特徴であり、他の欠損治療にはないメリットです。
その半面、治療には手術を伴い高度な技術が必要で、保険適用外の素材を使用するため、費用が高額なため、患者様の負担が大きくなるという面があります。 -
インプラント治療は、歯と歯の根が外れないようしっかりと固定する治療です。
被せ物が外れたりグラついたりする心配がありません。硬いものや粘り気のある食べ物であっても天然歯を同じように食べることができます。 -
成人の方であれば特に年齢制限はございませんが、下記の方は注意が必要です。
高齢の場合 ご高齢でも持病がおありでもほとんどの方で可能ですが、患者様のため、高血圧、糖尿病、狭心症、心筋梗塞等の疾患をお持ちの方は、主治医の先生に対診の上で、インプラント治療を進めていきます。まずは無料カウンセリングにお越しいただき、ご相談ください。
未成年の場合 18才以下の方は原則インプラント治療はクリア歯科ではお断りしております。成長中の顎の骨にはインプラントは適しておりません。永久歯が生え揃うのは16歳前後ですが、その後も顎の骨は成長し続けていることが多くあります。成長が止まる時期は個人差がありますが、不確定な治療を避けるために、18才以下のインプラント治療をお断りしております。
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ご自身の歯があと何年もつ、と正確な予測を立てるのは難しいと思いますが、インプラントにも同様のことが言えます。
インプラント体は生体となじみが良く、強く軽いチタンでできていますが、それを支えるのはご自分の骨です。インプラントがいくら強くても、歯周病菌や細菌が感染すると脱落することがあります。インプラントを長く使用するにはきちんとインプラント検診やリコールに来ていただくことでリスクを減らし、長く快適に使っていただけるよう医院と患者様が一緒に協力しあうことが必要になります。 -
インプラント近くの歯が歯周病にかかっていたり、根に病巣があったりすると、細菌の作用でインプラントの治癒や将来に悪い影響を与えますので必ず必要です。
遠方の方やかかりつけ歯科医をもたれている方で、きちんとケアができていると判断できる場合には当院での治療は必ずしも必要はありません。 -
インプラントは、被せ物、接合部(アバットメント)、インプラント体の3つから成り立っています。
天然歯の根っこの部分にあたるものがインプラント体で、接合部により被せ物とインプラントをつなぎとめて1本の歯の役割を果たします。
できるケース・できないケース
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歯周病を患ったままではインプラント治療がお受けできません。
インプラント治療の前に、必ず歯周病治療を受けていただく必要があります。当院ではインプラント治療を前提とした歯周病治療も行っておりますので、まずはあきらめずにご相談ください。
※歯周病が重度の場合、インプラント治療をお受けできない場合や、術後の保証をお付けできない場合がございますので予めご了承ください。 -
強い歯ぎしりや食いしばりにより、インプラントに過度の力が加わると、インプラント周囲が炎症を起こし脱落するリスクが高くなります。特に歯ぎしりやくいしばりが強い方は、マウスガードを着用いただくなど、インプラントのダメージを軽減する処置が必要となります。
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噛み合わせが悪くてもインプラント治療は可能です。
ただし噛み合わせの状態によっては事前に治療する必要がございます。天然歯の場合も同じことですが、噛み合わせの悪さが影響して歯の健康を害する場合もあります。噛み合わせはインプラントの定着に関わることであり、治療前には必ず確認していますのでご安心ください。 -
喫煙者のインプラント定着率は、非喫煙者の2~10倍になるとされており、特に上顎のインプラントの場合には、鼻腔や副鼻腔から骨や粘膜に悪影響を与えるリスクが高くなります。インプラント治療を受ける方は極力禁煙にお努めいただくよう指導しています。
※加熱式タバコ・電子タバコ等新型タバコ含む -
症状によりお受けできない場合はありますが、使用したメーカーとサイズを控えてまずはご相談ください。
なお他院様にて途中まで処置をされたインプラント治療(抜歯以外)の引き継ぎについては、担当医と慎重に相談のうえ対応します。予めご了承ください。 -
インプラント治療は可能です。2つの方法がございます。
皮膚科でアレルギーテスト 従来金属アレルギーをお持ちの方でも、チタンに対してはアレルギーをお持ちでない方が多くいらっしゃいます。
まずは、チタンのアレルギーが無いか、お近くの皮膚科などでアレルギーテストを行っていただき、診断結果によっては、当院のインプラントはチタンを使用しておりますので、治療可能となります。ジルコニアインプラントで治療 金属を全く使わない100%ジルコニア(白くて硬いセラミック)で作られたインプラントも、ご用意しております。
メーカーは世界トップシェアを誇るストローマン社製です。ジルコニアには骨との結合や生体親和性においてチタンと代わらない性質があります。
※適用できない場合もございますので、まずはご来院いただき無料診断にてご相談ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
インプラント手術について
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短い方で30分くらい、長い方でも2時間くらいと考えていただければ十分ですが、レントゲンをお撮りしたり、休んでいただく時間も必要ですので少し大目にみておいてください。
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手術には麻酔を使用しますのでご安心ください。
多くの方が痛みを心配されますが、痛みを訴えられる方はほとんどいらっしゃいません。特に不安な方やどうしても痛みが心配な方は、静脈内鎮静法といううとうとした状態のまま手術を行う方法もございます。 -
インプラント治療には入院の必要はありません。
手術時間は、短い方で30分くらい、長い方でも2時間くらいで終了します。ただし、手術には麻酔を使用しますので、術後しばらくはお車の運転が行えないなどの注意が必要です。 -
まれにインプラントが定着せずに外れてしまうケースがあります。
そういった場合はリカバリー処置を行うことでやりかえを行います。ダメになるケースの多くは、インプラント周囲炎と呼ばれる細菌感染が原因で、一度インプラントを撤去し、細菌に感染した組織の除去や再生といった治療を行い、埋入部分を整えた上で再度インプラントを埋入します。インプラントのリカバリーには早期発見早期治療が不可欠です。気になる場合は放置せず必ずご相談ください。
インプラントの術後について
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親知らずを抜歯した後と同じくらいとお考えください。部位や状態によって腫れたり痛みの出ることもあります。
特に前歯部のインプラント手術、増骨治療(GBRやサイナスリフトなど)をした場合は比較的腫れることが多くなります。個人差があり、痛む方も、ほとんど痛みのない方もいらっしゃいますが、手術前後に痛み止めをお出して、それで大体の方がコントロールできる痛みです。万が一痛みや腫れが長引くようであれば、遠慮なくご連絡下さい。 -
術後でも食事をしていただくことは可能です。ですがしばらくは、術部へ負荷がかかるような硬い食べ物はできるだけ避け、柔らかいものをお召し上がりください。
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術後でも歯磨きをしていただくことは可能ですが、しばらくは術部へのブラッシングは避け、うがいの際は術部に強い水流が当たらないようやさしく行うようにしてください。
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手術当日からしばらくは、術部への負担や刺激になるような激しい運動はお控えください。
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手術は基本的に、感染リスクの低い2回法をとっておりますのでご安心ください。
手術を伴う治療なので、感染症には十分な対策を取って治療を行っています。使用する器具は使用する直前まで滅菌密封し、使い捨てられるものは使い捨てへの切り替えを徹底しています。
インプラント治療の影響について
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インプラントは特に周りの歯に影響の少ない治療であると言えます。
部分入れ歯やブリッジは固定するために周りの歯に負担がかかり、特にブリッジは健康な歯を削る必要があります。インプラントはそれ自身が歯を支えるので周りの歯に負担を与えることがありません。 -
症状によりお受けできない場合はありますが、使用したメーカーとサイズを控えてまずはご相談ください。なお他院様にて途中まで処置をされたインプラント治療(抜歯以外)の引き継ぎについては、担当医と慎重に相談のうえ対応します。予めご了承ください。
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基本的にはインプラント治療をお受けいただいても、以後のMRIやCTは問題なく行っておいただけます。
インプラント体は磁力に影響しないチタンでできていますのでご安心ください。ただし、中には磁性をもった義歯を使用してインプラント治療を行うケースがございます。MRIを受けることが分かっている方は、予めお申し出いただく必要がございます。
インプラント治療の費用について
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1本の治療費が、19万8千円、29万7千円、35万2千円(いずれも税込金額)という3つの基本プランがございます。
その他ご要望に応じてオプションプランがございますので、詳しくは無料カウンセリングでお見積りさせていただきます。
詳しくは料金表をご覧ください -
お支払いは、現金一括、クレジットカード、歯科ローン、銀行振込がご利用いただけます。
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インプラント治療費のお支払いには歯科専用のローンがご利用いただけます。
ご希望の方にはお申込み方法をご案内していますのでお気軽にお問い合わせください。当院が取り扱っている歯科ローンは、12回分割までは無金利、最大120回分割が可能で、ご自身のスマホやPCから簡単にお申込みいただけます。 -
インプラント治療についてはプラン費用以外にかかる費用がありません。
ただし、虫歯治療や増骨治療が必要な場合は別途治療費がかかります。インプラント治療を行う上で、事前に口腔内を検査しており、インプラントの定着に影響を及ぼす疾患などが見つかった場合には、患者様のご了承の上で治療を行います。 -
当院では、インプラント治療を通してより多くの方に歯の欠損のお悩みから回復していただきたいという思いから、適正な料金設定に努めています。インプラントはストローマンなどの一流メーカーから直接仕入れた正規品のみを使用し、多くの実績で培った技術で治療を行っていますのでご安心ください。
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金額の違いは各メーカーが提示しているインプラント体の価格によるものとお考え下さい。
インプラントは開発メーカーのコンセプトや種類により違いや特性がございます。一概には言えませんが、金額が高いインプラントほど、治療期間や治療後の安定性などでメリットを感じやすい傾向がございます。詳しくは無料カウンセリングでご説明させていただきますので、ぜひご来院いただければと思います。
当院使用のインプラントメーカーに関する詳しい情報はこちら -
インプラント治療のためにお支払いいただいた費用は医療費控除の対象となります。申請には領収書などのお支払い明細が必要となりますので大切に保管してください。
インプラントの流れ・治療期間について
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通常インプラント治療では7~10回ほどご通院いただき治療完了となります。
おおまかな治療の流れは下記の通りです。
1.無料カウンセリング
2.術前検査、口腔内の資料採得
3.インプラント埋入手術
4.被せ物の土台を整える手術
5.噛み合わせ、歯肉を整える仮歯の設置
6.最終の被せ物の設置、治療終了
詳しくは治療の流れをご覧ください。 -
患者様の今の状態(これから抜歯するかや、増骨手術が別途必要)によりますが、治療期間は最短で3~4ヶ月で、通院回数は通常5~10回くらいご来院いただきます。
治療終了後・保証について
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必ず定期的にご来院いただくことをお願い致します。また、ご自身でも正しくケアができるよう、ご来院時にブラッシング指導も行っております。
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インプラントは人工物なので天然歯と違い、炎症に気づきにくいという点があります。
インプラント近くの歯が歯周病にかかっていたり、根に病巣があったりしても、細菌の作用でインプラントの治癒や将来に悪い影響を与えますので、定期検診でのチェックはもちろん、異変や違和感がないかご自身でも気を付けていただく必要があります。 -
プランごとに期間が異なりますが、保証を含んだ費用となっており、別途保証費は必要ありません。
19万8千円のプランは3年、29万7千円のプランは7年、35万2千円のプランは10年の保証期間がございます。また保証期間に制限がない一生涯保証プランもございます。詳しくは無料カウンセリングでご説明いたしますのでお気軽にお問い合わせください。 -
インプラント検診カードをお渡し致しますので、手術後から年2回または3回の頻度で、メンテナンスにご来院ください。
ご来院時には、レントゲン検査やクリーニングなどを行います。インプラントを長期的に安定してご使用いただくために、メンテナンスは大変重要になりますので、必ず定期的にご来院いただくことをお願い致します。
その他
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無料カウンセリングはお費用をいただいておりません。
歯や顎の状態についてご説明やお見積もりをお渡しし、CTスキャンによる診断まで無料ですので、正確な骨量を測定し、インプラント治療がどの程度可能か詳しくご説明いたします。
ただし場合によっては、患者様のご了承の上でCT以外のレントゲンを撮影をさせていただき、その際は保険適用にてレントゲン撮影費用をお支払いいただきます。事前にご説明させていただきますので、ご希望されない場合は撮影は行ないませんのでご安心ください。 -
パノラマX線写真では歯や骨の状態が2次元的(平面的)にしか確認できません。ケースによりますが副鼻腔の前後的な位置や骨の盛り上がりを3次元的(立体的)に見て、正確な幅や形を計測するためにはCT画像が必要になります。これがなく手術を進めるということは、手探りでインプラントや骨造成の増骨材を入れることになり大変危険ですし、正確な治療計画や見積もりを立てることもできません。難しい症例ではCTは術前の計画のために1枚、術中の経過を確認するために1枚、術後の結果を確認し記録するために1枚、と計3枚必要となります。上下左右で本数が多い方で分けて手術を行う場合には、その都度撮影する事があります。CTは枚数に関係なく無料です。